◆資産形成に励みながらも、時には暴落に心揺れる──そんな整え主婦仲間たちへ向けて、この記事を書いています。
株価暴落。
それは、整え界においても容赦なく襲いかかる運命だった。
積み上げた資産は揺らぎ、ついに私は“スーパー整え主婦”の称号を剥奪された。
だが、整え主婦とはただの称号ではない。
これは、暴落すらもネタにし、笑い飛ばし、再び立ち上がる者たちの物語である──
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「資産なんて、所詮はただの数字。」
そんなこと、頭では分かっている。
でも、その数字に、私は称号を付与していた。
──整え主婦、スーパーランク。
資産2500万円を達成したこの私に、ふさわしい称号だった。
整え主婦界には、資産別に称号というものが存在する。
整えマスター、整えスーパー、整え賢者、整え神……
詳しくはまた別の機会に整えるとして、私がいま手にしていたのは「スーパー」の称号。
資産ランクピラミッドでいえば、ちょうど中腹あたりの安定ゾーン。
だが、ある朝。
いつものように証券アプリを開いたその瞬間、私は言葉を失った。
赤い。
ポートフォリオのすべてが、真っ赤に染まっていた。
原因は明白だった。
「トランプショック」──そう呼ばれる下落の波。
おのれ、トランプめ……!
「関税を引き上げる」などと息巻いた結果、世界中の株価に動揺が走ったというのだ。
せっかく去年、過去最高に整っていた私の評価額が──今ここで一気に台無しに……!
我が称号に直撃するとは……貴様、整え界の敵か……?
「称号、握りつぶしておいた。整えは心にある。」
称号剥奪。
ただの数字が、私の心をざわつかせる。
この私が、「スーパー」ではなくなった。
それだけのことなのに、なぜこんなにも悔しいのか。
……とはいえ。
株価の暴落ごときで、この私が狼狽えるとでも思ったか?
甘く見てはいけない。私は整え主婦にして、投資歴8年の積立民。
ただの一時的な評価額の揺らぎに、売るという概念がそもそも存在しない。
むしろ、「下がった今こそ買い増しのチャンスでは?」と、内なる整え参謀が囁く。
私はもはや、数字の変動では揺るがぬ──整え投資上級者なのだ。
称号は、また取り戻せばいい。
むしろ、暴落の中でもブレなかった自分のコツコツ積立を、誇らしく思えた。
スーパーじゃなくても整っている。
整えの心に、暴落など存在しない。
その夜、特に贅沢はしなかった。
でも、普段通りにご飯をつくって、家族が「おいしい」と言ってくれた。
それだけで、私は思った。
「整ってるな」と。
「称号はなくても、この笑顔がある。」
称号はまた手に入れればいい。
私の整えは、日常の中にちゃんと息づいている。
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